不動産活用の第一歩は「誰が所有しているのか」を把握することです。
それにはまず「地番」を調査する必要があります。

・地番とは
日本で一筆の土地ごとに登記所が付する番号の事。主に不動産登記で使用される。
地番がわからなければ登記事項証明書や登記簿謄本等を請求しようとしても取得することができない。
所有者情報を取得するためのキーが地番ということになります。

・地番調査の方法
地番調査の基本は法務局の「公図・14条地図」での調査になります。
法務局に行けば図面を閲覧する事ができます。さらにブルーマップをはじめとした民間地図業者の図面などもあり、WEBで公開されています。


「法務局に調査したいエリアの図面がない!!」
なんて事が結構あったりします。そのような場合はどうすればいいのでしょうか。

実は・・・
以下のように地番がわかる地図及び関連情報は各省庁・各自治体に点在しています。

法務局資料には存在しないけど、市区町村の資料にはあったなんてことはよくあります。逆も然り。
地番に関する情報が「どこに・どのような情報が・どんな状態で」あるのかを把握する事は困難です。
行政も縦割りのため、他の省庁や自治体にどのような資料があるのかは把握していない場合があります。
民間業者の地図もありますが、原典資料はG空間情報センターの法務省登記所備付地図データのため情報に大差はありません。
また管轄によって資料はまったく違うフォームデータの場合も多く、技術的に接合が困難な場合もあります。

官民問わず、横断的な地番情報の活用はできていないのが現状なのです。

ではそのような地番調査の問題点を解決する弊社地図サービスの特徴は次回のコラムで解説します。

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